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マニフェストは錦の御旗か
以前は、マニフェストや公約で美辞麗句を述べても実際に実行されないではないか、ということが問題になっていましたが、今回はマニフェストの「実行」にかなり力が入れられることになりそうです。マニフェストを守らなければ、国民の信が得られないと・・・。

一般的には、マニフェストや公約は守るためにある、何もしないのは投票した人への裏切りだというのはそうかなと思うのですが、今回実行されそうなマニフェストの内容を見ていると、何というか非常に違和感があるのですよね。マニフェストに入れた以上実行するということは、本当によいのでしょうか。これが、マニフェストに入れさえすれば、実行しなければいけないものになるということとイコールであるとすると非常に危険なように思います。選挙前にちょこちょこと選挙受けしそうな案を大して精査もせずにマニフェストに入れ、選挙に勝った場合には、マニフェストに入っていたということを錦の御旗にして、あるいはマニフェストに入れてしまったので実行せざるを得ないとして、更なる議論もせずに、過半数で可決ということでは、国の将来を誤るのではないかという不安を感じます。

そもそもマニフェストに、細かい各論まで書き込む必要は本当にあるのでしょうか。大きな国の方向性、各党で議論の大きく分かれている点を明示すれば足りるのではないでしょうか。
仮にある程度各論に踏み込むにしても、高速道路無料化は、無料化に目的があるのではなく、物流コストの低減を含めた将来の日本の交通のあり方と、今まで積算して来た道路会社の借金の返済方法が焦点ですから、高速道路の段階的無料化を含めた抜本的な方法を議論をすると書けばいいですし、ダム工事の中止も、無駄の廃止、特に特定のダム工事の現状を分析した上での実情に応じた見直しとするのが本来ではないかと思います(中止の方がお金がかかる場合に中止をしてはいけないわけではないですが、その決断には一定の合理性は必要でしょう。)。また、子ども手当も、少子化対策、将来の日本を背負う人々への投資ということであれば、直接各家庭に手当を払うことだけでなく、保育施設の増設、不妊治療への補助とかもっといろいろあるはずです。子ども手当もらった親が子どものために使うとは限りませんからね。

もちろん、マニフェストはある程度具体的でなければ支持を得にくいですし、この4年間で実績を挙げなければ実行されていないという評価が下されてしまうので、インパクトのあることをしたいという気持ちは分かるのですが、それであれば、マニフェスト全体への人気投票みたいな大雑把な話ではなく、各政策について直接投票できた方がよっぽどよいと思ってしまいます。ただ、多くの国でそのような直接民主制が取られていないのは、多数をもっていても、議論をつくして、時には妥協をして、国や国民にとっての最大公約数的利益を確保していくという間接民主制のよさがあるからだと思うのです。前の政権党が長く続いていたのは、以前は社会構造ともあいまって、この辺のバランス感覚に長けていて、少しずつ政策を微調整できていたからではないでしょうか。

マニフェスト絶対主義は、野党のときは好きなことを言っていればよいのですが、与党になると自らの首をも絞めかねません。マニフェストを貫徹することがベストでない場合には、潔く修正することも必要だと思いますし、その政策修正が合理的なものであった場合には、国民もマスコミもマニフェスト違反・公約違反とあげ足をとるのではなく、実際の効果に目を向けるべきなのではないかと考えていますが、そうはならないのでしょうね。
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