ACCESS COUNTER
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
AD
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
Corporate Finance
Corporate Finance (JUGEMレビュー »)
Jonathan B. Berk,Peter M. Demarzo
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
Google誕生 ?ガレージで生まれたサーチ・モンスター
Google誕生 ?ガレージで生まれたサーチ・モンスター (JUGEMレビュー »)
デビッド ヴァイス, マーク マルシード, 田村 理香
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
LINKS
ANALYSIS

SPONSORED LINKS
MOBILE
qrcode
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
イギリスの花粉症
ぼくは花粉症持ちなのですが、イギリスで症状が出るのかどうかというのが最近の関心。

昨年住んでいたアメリカでは、スタンフォードという、世界最大の杉科の植物であるセコイア=レッドウッドがたくさん育つ土地に行ってしまったので、花粉症からは全く逃れられませんでした。そして、そのためにアメリカではジェネリック薬品の値段ですら、先行薬品である「アレグラ」を日本で買うより高いという貴重な事実も身をもって知ったのでした(詳細はこちら。)。

調べてみると、こちらロンドンでは、スギ・ヒノキ花粉というのはあまりないようなのです。以前受けた血液検査の結果では、ぼくは、アレルギーの水準として、スギがアレルギーが出るレベルのちょっと上、ヒノキがさらにそのちょと上(なので日本ではGW明けでスギ花粉の人が症状改善してもまだ苦しみます。しかもヒノキの方が症状が重く、喉の奥とかにきます。)なので、その意味では安心しているのです。ただ、今回気になるのは、シラカンバのアレルギー。ぼくのシラカンバのアレルギーのレベルは、血液検査の結果見せてもらったグラフによると、目盛を目一杯振り切ったレベル。これは、どうも北海道に住んでいたときにゴルフを含め野山を飛び回りすぎたためではないかと根拠のない推測をしているのですが、東京に住んでいる限りにおいてはあまり問題はありませんでした。しかし、イギリスを含むヨーロッパでは、イネ系の草花の花粉症(いわゆるHey Feverの語源)に加えてシラカンバの花粉症もあるらしいので(確かに緯度的にもシラカンバ系はたくさん生えている)、これをトリガーしないかというのが心配事です。まあ、こちらで花粉症の症状が出たら、処方箋をもらって抗アレルギー剤をもらいにいくだけの話で、日本・アメリカとイギリスの薬価の違いとかが分かってブログネタ的には面白いのかもしれませんが、花粉症の症状が出ないに越したことはないと思う今日この頃(気にし過ぎかもしれませんが、何となく目がかゆいような気がする今日この頃でもあります。)。

また、何か起こるようでしたら報告いたします。
| Miscellaneous | 06:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
今年もよろしくお願いします
更新をさぼっているうちに、年が明けてしまいましたが、今年もゆるゆるやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、年末年始は、相方の母と弟がやってきてくれたので、主にロンドンを拠点に楽しいひとときを過ごしたのですが、特筆すべきは、12月26日のChelsea戦と、2泊3日でのパリ旅行ですかね。

1. Chelsea v. Aston Villa
プレミアリーグ、それもArsenal戦やChelsea戦は、チケットの入手が困難なことで有名です。今回は、巨大事務所であることのメリットを生かし(?)、事務所内で一家4人全員がChelsea年間チケットホルダーであるという熱狂的Chelseaファンの方を見つけ出して、メンバーのための事前売出し期間に定価でチケットをゲットしました。

席はバックスタンドの上段だったのですが、サッカー専用スタジアムのため、試合全体の流れを見つつ、プレイヤーを特定するには全く問題のない位置でした。それにしてもすごかったのは、この日の試合。両軍合わせて8点のゴールラッシュ。8点ですよ、8点。

前半は、Chelseaの連係も悪くもたついている間に、Aston Villaにワンチャンスをものにされて先制され、さらに前半終了近くにキーパーのファンブルで得点を許すなど、Chelseaにとって悪い流れだったのですが、前半ロスタイムにペナルティエリアでシェフチェンコが倒されてPK。相手チームが一人退場となり、1−2で1点ビハインドであるもののいい雰囲気で前半を折り返しました。


後半が始まって間もなく、シェフチェンコがペナルティエリアの外側のいい位置でもらって、そのまま芸術的ミドルシュート。これで2−2。しばらく膠着状態が続いたあと、シェフチェンコのバックパスからアレックスが3点目。Aston Villaは一人少ないし、これで決まったかと思ったら、Aston Villaもフリーキックから同点。さらに、Chelseaも退場者を出してしまい、試合は文字通り振り出しに。この状況を打破したのが、ゴール正面のフリーキックを決めたバラック。4−3。この時点で後半42分。決めるべき役者が決め、さすがに終わりだろうと誰しも思ったのですが、Aston Villaの抵抗は終わらず、ロスタイムにペナルティエリア内でChelseaディフェンスのミス(ハンド)を誘います。甲子園の三振コールにも負けないほどの大ブーイングにもかかわらず、しっかりとPKを決められ、4−4。ここでタイムアップ。

3人退場、8得点とこれだけ見ると荒れた試合ですが、一進一退見どころ満載の試合でした。真のChelseaファンにはストレスの溜まる試合だったでしょうが、年に何回もサッカーを見に行かないぼくたちにとっては最高の試合でした。

2.パリ訪問
パリ行きは急遽決めたのですが、年末であることもあって、ユーロスターの宿泊パックは普段の倍近いお値段(×今回は家族も一緒なので4人分)。何とかもう少し安く行けないかと思案して、列車(1時間30分)+フェリー(1時間30分)+レンタカー(約300キロ)で行くことにしました。おかげで交通費+宿泊費を約3分の1に圧縮。ユーロスターを使えば、列車でドーバーに着いた時刻ころにはパリは目前なわけで、毎回これでというのはつらいですが、一度くらいはドーバー海峡を船で渡ってみたかったですし、フランスの大きさが感覚として分かったのもよかったです。ロンドンからレンタカーを借りてフェリーに乗せる手もあるのですが、車をフェリーに載せる代金がかかることに加え、フランス国内では右ハンドル車で右側通行という今まで経験したことのない形になるので断念。カレー港で左ハンドルのレンタカー(新しいプジョー307。クラッチのつながりもスムーズで走りやすかった。アメ車のようにグニャグニャしていないヨーロッパ車はやっぱり好き。)を借りることにしました(結果的には、疲れた体でドーバーからロンドンまでの帰り道を運転しなくてすんだので正解でした。)。行きは濃霧でちょっと怖かったのですが、フランスの道はよく整備されていて走りやすいですね。距離的には、北海道の長万部から函館まで電車で行って、青函フェリーに乗り、青森からレンタカーで仙台まで行く感じで(函館−青森間は、船のルートはドーバー−カレー間よりも距離はありますが)、まるで学生時代みたいな旅ですね。
IMG_6906.JPG
パリは、ぼくは2003年以来、ほかの人々は初めて。今回は本当に駆け足になってしまいましたが、セーヌ川クルーズ、ルーヴル美術館などをみて、サンジェルマン・デ・プレで遅めのお昼など、一通りの観光はしましたよ。ルーヴルはやっぱり広いですね。モナリザは、ご存知のとおり防弾ガラスでガードされちゃっている上に、馬鹿みたいに人が群がっていてデジカメでバシバシフラッシュをたくので(それじゃ鑑賞の邪魔だし、写真もうまく写らないって!)、何だか真面目に見るのがあほらしくなって、その喧騒ぶりを後ろから撮影してみました。
IMG_6912.JPG
その後、ちょうど年末を利用してパリに来ていたぼくの弟夫婦とも合流して、6人でAu Bon Accueilというビストロに行きました。小さいながらに落ち着いていて雰囲気もよく、ご飯もとてもおいしいし、お値段もリーズナブル(エッフェル塔のすぐ近く!)。こういう良質なものを良質な値段で出してもらえると非常に満足度が高いんですけど、海を渡ったお隣の国ではお料理こそ最近はおいしいものを出す店も増えてきたみたいですが、まずは値段の面で難しいんでしょうね。ということで、駆け足ながらパリの雰囲気を十分に楽しみました。ただ、今回はやっぱりちょっと寒かったので、今度は新緑のころにでも、やわらかい日差しの下、オープンスペースでゆるゆるとシャンパンを飲みながら、山盛りオイスターをパクつきたいですねー。

Au Bon Accueil
14, Rue Minttessuy 75007 Paris
01 47 05 46 11

IMG_6937.JPGIMG_6938.JPGIMG_6940.JPG
IMG_6933.JPG
IMG_6945.JPG
| Miscellaneous | 18:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
正午のロンドン
先週の土曜日の昼間は、久々に気持ちのよい天気でした。
ということで、我が家からWestminster駅までの道すがら、写真を撮ってみました。
IMG_6712.JPG
IMG_6713.JPG

ちょうど正午となり、ビッグベンから鐘の音が。
IMG_6714.JPG

クリスマスツリーの飾り付け中。
IMG_6716.JPG

振り返ると、太陽はこの高さ。これで正午ですよ。
こりゃ朝7時はまだ真っ暗で、午後4時には再び真っ暗になるはずです。
IMG_6717.JPG
| Miscellaneous | 23:40 | comments(1) | trackbacks(0) |
Anti-Monopoly® 【続報】
ちょっと調査したいモードに入ってしまったので、先日のエントリーの続報を。
WikipediaにあったAnti-Monopoly関連の1992年の判決はおそらく下記です。

Anti-Monopoly, Inc. v. General Mills Fun Group, Inc., 684 F.2d 1316 (C.A.Cal. 1982)

以下は、判決の要約です。
分かりやすさを優先してデフォルメしていますので、正確な内容は原典をご確認ください。
(事案の概要)
General Millsは、Monopolyというゲームを1935年以来製造販売してきたParker Brothersの承継人である。Parker Brothersは、1935年にMonopolyを商標登録した。他方、Anti−Monopoly,Incは、1973年にAnti-Monopolyというゲームを製造販売するために設立された。

General Millsは、Anti-MonopolyがMonopolyの商標を侵害したとクレーム(注1)をしたところ、Anti-Monopolyによって登録商標であるMonopolyが無効である旨を確認し、その取り消しを求める本訴訟が提起された。これに対してGeneral Millsは、Monopolyの登録商標が有効なことを確認し、Anti−Monopoly, Inc.の訴訟の棄却を求める反訴を提起した。

訴訟は、1976年にDistrict CourtでGeneral Millsが勝訴したが、控訴裁判所で破棄差し戻しとなり、差戻審であるDistrict CourtでまたもやGeneral Millsが勝利、再びAnti−Monopoly,Inc.が控訴裁判所に控訴をした。

(主要論点)
Monopolyという登録商標が有効か。
(1)登録時に有効であったか。
(2)その後現在においても有効か。

(裁判所の判断)
米国商標法の下では、普通名称を商標として登録しても無効であり、また、登録商標は、それが普通名称化(become “the common descriptive name of an article")すると、取り消される。

証拠によると、Monopolyというゲームは当初1920年から1932年にかけて複数の大学のキャンパスで小さなグループ(多くのグループ構成員は血縁関係又は姻戚関係だった)の間で遊ばれていた。1932年から1933年にかけてゲームはCharles Darrow氏に紹介され、Darrow氏がこのゲームをParker Brothersに売却した。Parker Brothersは同様の他のゲームについてもその所有者から購入をした。この時点では、Monopolyは普通名称として用いられていたとまではいえず、Parker BrothersがMonopolyを商標登録した際には、Monopolyはgeneric(注2)ではなかったことが認められる。

しかしながら、その後Parker BrothersがMonopolyをゲームの名前として売り込むのに成功したために、Monopolyは商標法における用法としてgenericとなったといえる。これは、両当事者が裁判所に提出した消費者調査(Consumer Survey)を仔細に分析した結果から導かれる。

よって、ボードゲームに適用される場合においては、Monopolyはもはやgenericとなったものであり、当該名称は登録商標としては無効である。

注(1) 裁判上の請求(差止請求等)なのか、裁判外の請求なのかは判決文からは明確ではない。
注(2)通常はノーブランドという意味で用いられるが、ここでは「普通名称」というくらいに訳しておくのがよいだろう。

Charles Darrowなる人物がちゃっかりゲームをParker Brothersに売っちゃったというMonopolyの歴史も面白いですが、目につくのは、本訴訟はAnti-Monopoly, Inc.によるMonopoly®の無効確認訴訟として提起されたというところですね(この点、前エントリーには誤りがありましたので、修正しました。)。Wikipediaの記事では"Anspach's game was subject to challenges in the courts."とありましたが、むしろ、Parker Brothersから何らかの裁判上あるいは裁判外の請求を受けたAnspachがカウンター攻撃として、自ら進んで登録商標であるMonopoly®の有効性を争ったわけです。Monopoly®という商標が無効であれば、そもそもAnti-Monopolyという名称がMonopoly®を侵害するということもなくなるわけで、本訴訟では、Anti-Monopolyという名称がMonopoly®の商標を侵害するかという争いの前段階で決着がついたわけです(Monopoly®は裁判時においては普通名称と認定されたために無効な商標と宣言されたが、後に再登録を認められたようです。)。裁判所は、普通名称化したかどうかの認定について、各当事者から提出された消費者調査の結果とその信頼性を分析しているのですが、General Mills側の消費者調査結果の分析をみると、いかに自分が販売しているゲームが有名でないとの調査結果が返ってくるようにするかで相当苦労したようで(かなり恣意的な質問内容となっている)、この調査結果からすると判決の結論になるだろうなあと思いつつも、ちょっと気の毒な気持ちになってしまいました。

米国の商標法と同じような規定は、実は日本の商標法にもあります。

(商標登録の要件)
第三条  自己の業務に係る商品又は役務について使用をする商標については、次に掲げる商標を除き、商標登録を受けることができる。
一  その商品又は役務の普通名称を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標
二  その商品又は役務について慣用されている商標
(以下略)

(商標権の効力が及ばない範囲)
第二十六条  商標権の効力は、次に掲げる商標(他の商標の一部となつているものを含む。)には、及ばない。
一  (略)
二  当該指定商品若しくはこれに類似する商品の普通名称、産地、販売地、品質、原材料、効能、用途、数量、形状(包装の形状を含む。次号において同じ。)、価格若しくは生産若しくは使用の方法若しくは時期又は当該指定商品に類似する役務の普通名称、提供の場所、質、提供の用に供する物、効能、用途、数量、態様、価格若しくは提供の方法若しくは時期を普通に用いられる方法で表示する商標
三  当該指定役務若しくはこれに類似する役務の普通名称、提供の場所、質、提供の用に供する物、効能、用途、数量、態様、価格若しくは提供の方法若しくは時期又は当該指定役務に類似する商品の普通名称、産地、販売地、品質、原材料、効能、用途、数量、形状、価格若しくは生産若しくは使用の方法若しくは時期を普通に用いられる方法で表示する商標
(以下略)

商標法第3条各号に規定する場合には、商標登録を受けることができないのですが、その不適格事由に普通名称、商品又は役務についての慣用名が含まれているわけです。不適格事由に該当する場合には、仮に登録がされたとしても取消事由(商標法第43条の2第1項第1号)あるいは無効事由(商標法第46条第1項、第2号)となります。

また、普通名称には商標権の効力が及びません(商標法第26条第1項第2号、第3号)。したがって、登録商標が普通名称化すると、商標権の行使が不能となり、第三者による登録商標の無断使用を排除できなくなるわけです。ただ、商標自体は無効となるわけではないので、その点では米国の商標法とは異なるようです。

普通名称化したものの代表例としては、エスカレータとかホチキスなどがあるようですが(Wikipediaの「普通名称化した商標一覧」を参照)、普通名称と誤認されやすい商標のリストも面白いですね。「宅急便」とか「タバスコ」とかは有名ですが、「オセロ」とか「プラモデル」に至ってはもはや普通名称化していますね(他の言い方が思い浮かばない。)。

最後に、本訴訟後の話を少し書いて、このエントリーをしめたいと思います。

Anti-Monopoly, Inc. は、1997年にHasbro, Inc.(当時及び現在のParker Brothersの親会社)、 Toys”R”Us, Inc.及びK Mart Corporationを独占禁止法違反で訴え、Hasbroあるいは大手販売店であるToys”R"Us及びK-Martの販売網を利用できないことが差別的で競争を阻害していると主張しましたが、あえなく敗訴(Toys”R”Us, Inc.及びK Mart Corporationとは判決前に和解)しています。
(Anti−Monopoly, Inc. v. Hasbro, Inc., Toys”R”Us, Inc. and K Mart Corporation, 958 F.Supp. 895 (S.D.N.Y. 1997))。

独占禁止法の論点に入る前提として、判決では以下の事実が認定されています。
・Parker Brothersは、Anti-Monopolyの商標を購入して、Anti−Monopoly,Inc.にライセンスバックしたこと。
・Anti-MonopolyはElite Games GroupとのDistributorship Agreementが終了した後、Hasbroにアプローチして、Hasbroの子会社の一つを通じてAnti-Monopolyの販売を持ちかけたが断られたこと。
・この独占禁止法違反の訴訟は、その後Hasbroに対して提起されたこと。

なぜ、Anti-Monopolyの商標がParker Brothersによって買われたかはここからでもまだ分かりませんが、Anspach教授からすれば、自分が1982年の訴訟で勝訴した後で商標を売ればお金が入りますし、Parker Brothersからすれば、Anti-Monopoly®の商標を持っておくことでMonopolyが再度商標登録された後に同様の商標違反の問題が生じることを回避でき、またライセンスバックすることでいくらか投下資本を回収できることになるはずなので、これらの点で両者の思惑が一致したものと推測できます。

その後Anspach教授は独自にAnti-Monopolyの販売代理店を開拓したものの、やはりうまくいかなかったため、Hasbroの持つ販売網に活路を見出したかったようですが、その後の経緯をみると、Parker Brothersや親会社のHasbroは、おそらく上述のとおりMonopolyという商品を守るためにAnti-Monopoly®の商標を取得しただけで、Anti-Monopolyの将来性を見込んでいたわけでもなく、販売促進をする気もさらさらなかったのでしょうね。

Hasbroの販売網を利用しようと提携を持ちかけたものの、これを断られるや独占禁止法違反でHasbroを訴えるというAnspach教授の行動は、どうも自分に都合がよいというか、いわゆる「筋が悪い」わけで、このことは裁判所も見抜いていたことが判決文からは見受けられます。このようにみてくると、どうもAnti-Monopolyにあまりシンパシーは感じなくなってきました。Anti-Monopolyがこのような陰の立場にあるのは、Anti-Monopolyという発想は面白いものの、以上のような経緯があり、またもっと本質的には本家であるMonopolyを凌駕するだけのゲームではないからかもしれませんね(すごいゲームならHasbroももっと積極的に売ろうとしたはず。)。
| Miscellaneous | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
Anti-Monopoly®
ロンドンは、冬時間となり加速度的に日没時間が早くなってきています。曇ったり雨が降ったりする日も少なくないのですが、そうすると街全体が灰色になって、心まで灰色になってしまいそうです。11月にロンドンを訪問したこともあり、分かってはいたものの、一時的な訪問ではなく居住するようになって実感するDepressingな今日この頃です。こんな冬を毎年過ごしていたら人の性格=国民性にも影響はあるんでしょうね。ちなみに、以前札幌に住んでいたときにそんなことを全く感じなかったのは、ロンドンの方が北にあって暗くなるのが早いというのもありますが、雪が降るか降らないかも大きい気がします。雪が降ったら降ったで大変な面もあるのですが、雪は街全体を明るくしたり、違う景色にしてくれますし、スキーなど冬ならではの楽しみも出てきます。あとは、温泉とか冬ならではの海の幸とか。あー雪山+温泉か、全く逆に南の島に行きたくなってきました。
(写真はなるべくDepressingでないものを選びました。)
IMG_6610.JPG
IMG_6617.JPG
IMG_6669.JPG
IMG_6691.JPG

さて、前置きが長くなりましたが、今日の話題はAnti-Monopoly。といっても独占禁止法の話ではなく、Anti-Monopoly®というボードゲームをお店で見つけたという話です。日本ではMonopoly®の日本版(六本木ヒルズとかが含まれている)とかディズニー版とかを見かけた記憶はありますが、Anti-Monopoly®は見たことがありませんでした。
IMG_5880.jpg
これは新しいのかと思って、ググってみたところ、意外にも全く新しくはなく、単にぼくが知らなかっただけだったようなのですが、その内容や経緯にとても興味を惹かれました(以下Wikipedia及びantimonopoly.comのホームページの内容から要点を抽出)。
・Anti-Monopolyは、Monopolyに対抗するものとして1973年にSan Francisco State UniversityのRalph Anspach教授によって作成された。
・ゲームのルールには変遷があり、当初はMonopolizedされた状況をFree Market Systemに戻すことを競うものだった。
・現在は各プレイヤーが最初にMonoplisticなルールかCompetitiveなルールに従うかを決めて、MonopolistがCompetitorを完全に排除して最も金持ちとなるか、CompetitorがMonopolistを破産させて最も金持ちになるかを競うものとなっている。

ここまでは、なるほど、という感じですね。Monopolyは中盤のネゴの場面までは面白いのですが、終盤に独占化が進むと、持たざるものはなすすべもなく搾取されて破産していく運命で淡々とゲームが進むイメージがあったので、ここでCompetitorが対抗できる手段を持っていれば、ゲームとしての厚みは増すのかもしれないという感じはします。しかし、これ1973年から原型はあったわけですね。

ただ、さらにぼくの興味を惹いたのは以下の経緯。
・Anspach教授はAnti-Monopolyをゲーム名として使用することについて、Monopolyの商標を有するParker Brothersに訴えられたが、1982年に勝訴。[11月14日追記。正確には、Anspach教授がMonopoly®の商標の無効・取消を求めて訴訟提起。詳細は次のエントリーを参照。]
・その後、Monopoly®、Anti-Monopoly®の両商標はHasbro社に帰属、現在に至る。
・antimonopoly.comによるとAnspach教授はHasbro社からライセンスを受けてAnti-Monopoly®を使用しているとのこと。

ボードの外形とかロゴとかもよく似ていますが、Monopolyのゲームのアイディア自体は保護されないのでやむなく商標権侵害で訴えたのではないかとか、このあたりはきちんと裁判例を読めばいろいろ出てきそうですね(ちなみに、Anti-MonopolyはPatentを取得しているようです。)。ただ、結局、Monopoly®もAnti-Monopoly®も「Monopolize」されてしまったというオチまでつけてくれています(笑)。
どういう訳でHasbro社がAnti-Monopoly®の商標も取得することとなったかについては、さらに調査が必要ですが、antimonopoly.comの副題は"The Dark Secrets behind the Monopoly® board game uncovered!"となっていて、同サイトにはParker Brothersを批判する記事が種々含まれていることからすると、どうやらいまだに深い因縁があることだけは確かなようです(サイト内をいろいろ探索すると結構面白いです。)。

(ご参考)
トップページでのAnti-monopolyでの検索結果
Amazon.comの結果
Amazon.co.ukの結果
amazon.co.jpの結果
Amazon.co.jpでは全くヒットしないので、日本ではAmazonに限らずそもそも売っていないのかもしれませんね。
モノポリージャパン (デザイナーズエディション)
モノポリージャパン (デザイナーズエディション)
| Miscellaneous | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
ロンドンアイとロンドンのマナー
先日の夜、外食をして帰ってきてWestminsterの駅を降りたら(我が家の最寄駅の一つはなんとビッグベンのあるWestminsterの駅です。)、何やら花火の音が・・・。橋の方に行ってみたら、ロンドンアイの向こうに花火が上がっていました。
(下記は連写モードで撮影した写真のピックアップ。)

IMG_6478.JPG
IMG_6483.JPG
IMG_6484.JPG
IMG_6485.JPG

花火がきれいだったのはよいのですが、この写真を撮った足元には、人々が捨てたたくさんのゴミが。うーん、ロンドンって公共の場所における人々のマナーが悪いんですよね。以下、最近目撃・経験したいくつかの例を。

・ 非常に混雑している中での歩きタバコ、タバコのポイ捨てが多い。パブの外の道路が吸殻の山になっていたりするのもよく見かけます。屋内での全面禁煙法令が施行されたため、外でしかタバコが吸えないのは分かるのですが、屋外だったらマナーがなくてもいいということではないはずです。

・ タバコのポイ捨てのみならず、ゴミ(ドリンクの紙コップ、ビール瓶、ファストフードの袋などが多い)を大の大人が平気でゴミ箱でないところに捨てている。これは観光客だけではない気がします。誰かが捨てると、捨ててもいいという心理が働いて、どんどん汚くなるのは世の常です。これにはがっかりするとともに、せっかく歴史と伝統のある都市なのに、このマナーの悪さはちょっと勿体ないと思いました。

・ 歩行者が信号を待たない、道路は信号や特に停止が求められるところ以外は車優先というのは前にロンドンに来たときからそうでしたが、こちらが信号のない交差点を渡り終わろうとしているのに、減速もせずに猛スピードでつっこんできた自転車に、邪魔だと怒鳴られるのはいかがなものでしょう。少し徐行するか進路を少し真中に取ればいいだけなのに。アメリカでは、こちらが申し訳ないと思うくらい歩行者を見たら車は止まってくれたので、乳母車を押している女性や老人が道路の横断を始めても全く減速しない車を見ると、みんながもう少しずつ配慮すればいいのになあと感じてしまいます。

・ ちょっと汚い話ですが、パブで具合が悪くなってホール内でリバースしてしまった人とその連れが、店員や周囲の人に何も言わずに(後始末をせずに)店を去ってしまうのを目撃。具合が悪くなった人以外にも立派な大人が2人ついていたのに、それでいいのかイギリス人。まあ、これは特殊な例で一般化できる話ではないかもしれませんが。

都会ってどこでも多かれ少なかれこういう面があるのかもしれませんが、東京はもう少しましなのではないですかね。1年間西海岸のだだっ広い田舎町で暮らしていた影響もあるのか、街中の混雑、人々のせっかちさにはまだまだ慣れません。
| Miscellaneous | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
Sather Tower VS Hoover Tower
昨日、UCバークレーに行き、「いとう Diary」のいとう先生にお会いしてきました。先生がスタンフォードにいらしたというブログ記事にお会いしたいというコメントをしたのをきっかけとして、半ば一方的にこちらが押し掛けたという形でしたが、大学内をいろいろとご案内いただいた上、近くのカフェでいろいろとお話ができて大変楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。いとう先生は、ブログの文章からもにじみ出ているように、大変穏やかで素敵な方でした。お話をして同年代ということも分かりましたし、今後ともいろいろと情報交換をしていけたらいいなあと思っています。(同年代の学者の先生と実務家の交流というのは、もっとあってもいいと思っています。)

UCバークレーでは、Sather Towerというシンボルタワーに登ったのですが、スタンフォードにあるHoover Towerとどちらが高いのだろうということが気になり、調べてみた結果、
Sather Tower 307フィートHoover Tower 285フィートで、Sather Towerの勝ち(普通に考えれば勝ち負けとかの問題ではないのですが、バークレーとスタンフォードは、ケンブリッジとオクスフォード、早稲田と慶応のようにライバル関係にあるため、ついバークレーには対抗意識を燃やしてしまうようになってしまいました。)。

ちなみに、Sather Towerの入場券の裏側には、"the world's third largest bell-and-clock tower"とあります。"tallest"じゃなくて"largest"なのに特別な意味があるのか分かりませんが、ロンドンのBig Benは316フィートでSather Towerよりも高い模様。

こちらがSather Tower(最初の写真は今年1月に撮影したもの。次の2枚は昨日撮影したもの)
IMG_4786.JPG
IMG_6005.JPG
IMG_6010.JPG

こちらがHoover Tower(いずれも今年5月に撮影したもの)
IMG_5293.JPG
IMG_5298.JPG
IMG_5296.JPG
| Miscellaneous | 23:03 | comments(3) | trackbacks(0) |
【告知】車の売却
転居に伴い車(Saab 900 SE Turbo Convertible (1997))を売却しようと思っており、大学関係のメーリングリストを含め複数のチャンネルを通じてオファーを出しているのですが、まだ売却先が決まっていません。自分の弱小ブログにこのような記事を出すことで、どれほどの効果があるかも分かりませんが、サンフランシスコ・ベイエリアにお住まいの方で興味のある方がいらっしゃいましたら、下記リンク先あるいはこのブログのコメント欄を通じてご連絡いただければ幸いです。折り返し、こちらから連絡させていただきます。8月18日までに引取り、支払いを完了できる方に限ります。

Craigslist
cars.com
| Miscellaneous | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
アラジンジェット
日本ではポケモンジェットとかありますが、先日SFOでアラジンジェットbyアラスカ航空を発見。ただ、それだけですが。
IMG_5823.JPG
| Miscellaneous | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
今更ですがGoogle Map Street Viewを見て感じたこと
Google Map Street Viewの機能については以前から知っていたのですが、今日何気なく、自分のアパートの前のストリートビュー(うちの駐車場はアメリカによくあるCourtという袋小路の中にあります。)を見てみたら、何と駐車中の自分の車が写っていました。まだ木の葉っぱが出ていないので、撮影の時期は2月ころですかねえ。

あらゆる情報をデータベース化して検索可能とすることを目指すことで便利になることも沢山あるのでしょうが、同時に末恐ろしいことでもあるのかも、と自分の車が写っていることで改めて感じました。Googleはプライバシーの概念も変えてしまうのかもしれません。

ちなみに、どのように撮影しているのかなあと思って検索してみると撮影はこんな車で行っているらしいです。撮影中に写り込んだ人物とかはどう処理しているんでしょうね。
| Miscellaneous | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
<< | 2/6PAGES | >>